中村体育の遊具職人職
すべり台やジャングルジムなどの遊具は、鉄パイプや鈑金を組み合わせて作られています。その鉄パイプや鈑金を、設計図通りに組み立てていくのが遊具職人の仕事です。
遊具の形に組み立てるには、まず材料を加工する必要があります。材料は鉄やステンレスなので、主に機械を使って切断、穴あけ、曲げを行います。中村体育では流れ作業のような工程ごとの分担ではなく、設計図を受け取ってから最終的な遊具の形まで、すべて自分で組み上げます。
仕事の流れ
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01
材料準備
設計図をもとに使用する材料を探し、作業スペースまで運びます。1本ずつ肩に担いで運ぶこともあれば、まとめて台車に載せることもあります。
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02
切断
材料を設計図通りの長さに切断していきます。機械を使用するので、大きな力は必要ありません。
機械のメンテナンスが不十分だと、寸法が狂うだけでなく、加工面の仕上がりも悪くなってしまいます。そのため、切断前の調整がとても大切です。 -
03
曲げ
機械を使って材料を曲げていきます。簡単そうに見えますが、実は一番難しい工程です。
特に丸い形を作るときは高度な調整が求められます。二重になった部分やねじれた部分を微調整しながら、理想の形に仕上げていきます。 -
04
溶接
加工した材料を、アーク溶接で接合します。慣れるまでは接合部分がずれたり、でこぼこになったりすることもありますが、ここが職人の腕の見せ所です。溶接の精度が、そのまま仕上がりの美しさに直結する重要な工程です
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05
組立て・設置
大きい遊具は、クレーンを操作しながら慎重に組み立てていきます。ジャングルジムくらいの大きさの遊具は、工場で組み立ててから現場まで運びます。
現場での設置も遊具職人が担当する場合があります。
入社後は…
まずは簡単な材料の切断から始め、組み立て、曲げ、溶接といった工程を一つずつ学んでいきます。遊具や工程ごとに先輩たちが丁寧に教えてくれるので、製造が初めての人でも3~5年ほどで一通りの工程をこなせるようになります。
曲げや溶接は習得が難しく、ねじれや歪みを直すのには高い技術が必要です。先輩たちはこうした難しい作業についてもコツを教えてくれたり、アドバイスしてくれたりするので、どんどん吸収していってほしいです。
「遊具を作る裏側」
~遊具職人編~

入社:19年目
製造工程でのこだわり
子どもたちが手を切らないよう丁寧にバリを取り除き、溶接で生じたゆがみを修正し、部品一つひとつの仕上がりを大切にしています。
また、部品の数が多く、特殊な形状も多いコンビネーション遊具では、完成形を想像しながらの作業が大切です。実際に組み立ててみると図面ではわからなかった隙間が出てくることもありますが、そんなときは設計担当と相談しながら、細かい調整を重ねていきます。
遊具が綺麗に仕上がり、現場でぴったり設置できたときが、何より嬉しい瞬間です。

設置時(組み立て)に注意していること
遊具の設置も、遊具職人が担当します。設置工事で一番気をつけているのは、柱がまっすぐ設置できているかどうかです。柱が曲がったままだと、基礎のコンクリートを流し込んだ時にそのままの状態で固定されてしまいます。そのため、細心の注意を払って確認を行います。
コンビネーション遊具の設置では、脚立やクレーンを使うこともあります。山の斜面など不安定な場所での作業も多いので、事故が起こらないように気をつけています。

思い出に残っている遊具
最近作った遊具の中で、特に印象に残っているのはキティパーク(当時)のすべり台です。全長約30メートルのローラーすべり台で、こんなに長いものを手がけたのは初めてでした。
製造工程で試しに入れた「千曲」の文字が役所の方に気に入られ、色が変わる部分に採用されたのも嬉しかったです。
ローラー部分は細かいパーツの組み合わせでできており、約5万個の部品を使用しています。ひとつでも間違えると修正が大変なので、慎重に作業を進めました。他の方にも協力してもらい、1か月かけて完成させたときの達成感は格別でした。

募集要項
- 職種名
- 遊具職人
- 雇用形態
- 正社員
- 資格
- 高卒以上、運転免許(AT限定可)
- 給与
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高卒:180,000円~
大卒:205,000円~ - 賞与
- あり(年2回、2.5か月程度)
- 昇給
- あり
- 休日など
- 年間112日(日曜、祝日)
- 就業時間
- 8:00~17:10(休憩70分)
- 時間外労働
- 月平均10時間以内
- 諸手当
- 家族手当、精勤手当、役職手当、資格手当、通勤手当
- 試用期間
- 3か月
- 適用保険
- 厚生年金保険、雇用保険、労災保険、社会保険、介護保険