中村体育の遊具設計職
企画職からのラフ案の図を基に、色や材質を決めます。また、どの部品を使用し、どのように加工するかを決め、最終的な図面を作成して職人に引き継ぎます。デザイン面だけでなく、子どもたちが指を挟んだり、落ちたりしてけがをしないように、安全に遊べる遊具を作ることも重要な仕事です。
予算が決まっている場合や未決定の場合など、さまざまな状況に応じて設計を進めます。遊具の大きさや設置する範囲はあらかじめ決まっているため、その中で最適な設計を行うことが求められます。

仕事の流れ
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01
依頼内容の確認
企画職と一緒に、お客様からの依頼内容を確認します。
設置場所の広さを正確に把握するため、現地に行って測定することもあります。 -
02
安全領域の確認
企画職からのラフ案の図を確認し、実現可能かどうかを設計の目から見て判断します。
安全領域の確認は企画職でも行いますが、設計でも改めて確認します。 -
03
設計
CADを使用して、図面やパース図を作成します。
途中で企画職とイメージを確認しながら進めます。色やデザイン面は途中で変更することも多いです。 -
04
お客様への確認
企画職に図面やパース図を引き継いで、お客様に確認します。
受注後、遊具をパーツごとに分解して、製造に引き継ぐための細かい図面を作成します。
入社後は…
まずは先輩の隣で、CADの基本的な操作方法を学びます。どんな機能があるのか、遊具はどこから描き始めるかなどを、一つずつ覚えていきます。
安全領域などの基準は、マニュアルを見ながら少しずつ習得します。最初は細かい寸法や隙間は気にせず、とにかく描いてみることが大切です。今まで中村体育で作成した簡単な図面の模写は、とても良い練習になります。
企画職からのラフ案をもとに大まかな図面を作成し、フィードバックを受けながら調整を重ねていきます。少しずつ出来ることを増やし、設計のスキルを身につけていきましょう。
「遊具を作る裏側」
~遊具設計職編~

入社:23年目
色の決め方
相性が良いツートンカラーなどの見本を作業スペースに貼っているので、まずはそれを参考にして決めます。そのあと周りの意見を取り入れてブラッシュアップを重ね、最終的な色を決定します。

気を付けていること
遊具には安全基準があり、事故が起こるたびに基準が更新されます。以前は問題なかったものでも、今後は基準に合わなくなることがあります。そのため、常に最新の情報を取り入れて、基準に合った遊具を設計しています。
子どもたちが指を挟んだり落ちたりしないように、特に遊具の隙間には細心の注意を払っています。

思い出に残っている遊具
今まで関わった遊具すべてが思い出に残っています。
自分たちの企画が採用されることを願いながら、一つひとつの設計図を丁寧に描いています。すべてが採用されるわけではないので、採用されなかったものはその要素を他の遊具に活かすこともあります。
採用されなかった遊具も含めて、どれも大切な思い出です。

募集要項
- 職種名
- 遊具設計職
- 雇用形態
- 正社員
- 資格
- 高卒以上、運転免許(AT限定可)
- 給与
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高卒:180,000円~
大卒:205,000円~ - 賞与
- あり(年2回、2.5か月程度)
- 昇給
- あり
- 休日など
- 年間112日(日曜、祝日)
- 就業時間
- 8:00~17:10(休憩70分)
- 時間外労働
- 月平均10時間以内
- 諸手当
- 家族手当、精勤手当、役職手当、資格手当、通勤手当
- 試用期間
- 3か月
- 適用保険
- 厚生年金保険、雇用保険、労災保険、社会保険、介護保険